耳の病気 – マラセチア

耳の病気 – マラセチアを知っていますか?

ワンちゃんが頻繁に後足で耳を掻いたリ、耳を床に擦り付けたりするようになったら、耳の穴(耳腔)をチェックしましょう。
黒っぽい汚れが目立つようならば、カビの一種であるマラセチアが増殖している可能性があります。

マラセチアは、ゴールデン レトリーバーのような耳腔が密閉状態に近くなる、たれ耳のワンちゃんに多い耳の病気で、かゆみを引き起こします。
汚れが目立たなくても赤みが強いようならば、飼い主さんの指先にウェットティッシュをかぶせて耳腔に差し入れ、汚れをふき取るようにしてください。

 
この時は飼い主さんの爪をが伸びていないか確認し、伸びているようならば必ずカットしてから行ってください。
わんちゃんの耳の中の皮膚はとても柔らかいので、キズを付けないように気をつけましょう。

マラセチアが増殖しているならばウェットティッシュに黒い汚れが付着するはずです。
またこの病気では独特に有機物臭がしますので、マラセチアの増殖が確認されたら匂いも確認しておいて下さい。
次回以降に感染の有無を判断する際に役立ちます。

この病気は外耳炎の原因となります。
放って置いても直りませんので、動物病院に連れていきましょう。
獣医さんによっては毎日通院するようにいわれるかもしれません。
連れて行くと耳腔を毎日洗います。
10日間ほど通うと完治することが一般的ですが、病院代も馬鹿になりません。

別の獣医さんでは薬(外用抗真菌剤 ニトラゼン ローション2%が一般的)を処方し、自分で治療するようにといわれるケースもあります。
治療の手間はかかりますが、医療費は安く済みますね。
飼い主さんのご判断で治療法をお選びになるとよろしいでしょう。